自分の道を生きる方法

50代から後悔しないための「自分の道を生きる方法」

平です。

最近、ウォーレン・バフェットさんの著書をよく読んでいます。

以前からバフェットさんの著書はよく読んでいて、とても尊敬する投資家です。まだ日本語に翻訳されていない本を、ミキという専属の翻訳家に訳してもらって読んでいます。

バフェットさんはコカコーラの創業当時からの株主なのは有名です。そして普段からコーラをよく飲み、マクドナルドもこよなく愛していると聞きます。

よく成功者は食生活を大事にすると言いますが、87才のバフェットさんを見ていると見事に当てはまりません。

「成功と食事は関係ないのか?」

と思わされてしまいます。

実際、私の知っている80才を超えてもなお現役で働いておられる人も、食生活をまったく気にしている様子が見受けられません。

かれこれ何十年も高血圧と診断されているのですが、今でもお酒をガブガブ飲んでいます。逆に、「高血圧は危ない」と言っていた人の方が先に脳いっ血やガンなどでどんどん死んでいっていると言っています。

不思議というか皮肉なものです。誤解してほしくないのは、だからあなたも明日から好きなものを食べて飲めばいいと言っているのではありません。

ここ大事なのでくれぐれも誤解なく。

「おい、平さんが健康気にせず好きなものをバンバン食べろと言ってたぞ!」

と誤解されても、私は一切責任とりませんので、そこは悪しからず。

バフェットさんやその高血圧の人という例外はありますが、食べ物はやはり重要なことに変わりないです。

ここで強調したいのは食べ物よりもひょっとしたらもっと大事なのかもしれないことについてです。つまり幸せになる生き方、ライフスタイルについてです。

働くことで自分の道が開ける

バフェットさんにしろ、その人にしろ。

共通しているのは高齢になっても現役バリバリというところ。つまり”自分の行きたい道を進んでいる”ということです。

スズキ自動車の鈴木修会長はたしか今88才なのですが、

「人は一生働かないといけない」

と仰っています。

なぜなら働いている限り「忙しくてボケてる暇も、死ぬ暇もない」からだそうです。

最近、痛感するのですが、老いというものは全然良いものではないです。老いというものは受け入れるものでありません。老いは闘うものです。

その闘う姿勢を失った瞬間、老いはあなたに一気に襲いかかってきます。体を動かなくさせ記憶と思考を奪っていきます。とても残酷なことです。

つい最近104才の元学者のオーストラリア人が、スイスに渡って安楽死の道を取ったというニュースが全世界で話題になりました。

90才を超えた辺りから、他人の力を借りないと生活ができなくなることに絶望を覚えたとインタビューで言っています。世の中は無理矢理生きる道を取らせ、自分の意思で人生に幕を取らせる選択肢を与えてくれない。これでは奴隷みたいじゃないか。

このオーストラリア人の場合は、老いに支配され命を奪われる道に背き、自らの意思で人生を安らかに終わらせる道を選びスイスに渡ります。

いろいろな意見があるのでしょうが、老いに真っ向から向かっていくこの老人を心から尊敬しました。私は、ラクしたいからと早期退職する高齢者の人たちのことは全く認められません。

そうやって老いは着々と体と脳ミソに覆い被さっているのです。私は老いと全力で闘っています。食事に気をつけ、トレーニングをして肉体改造しそして全力で働いています。

もっとシンプルに言うと……

好きなことに打ち込む生き方を全力で歩んでいるのです。だからこそ私は他の人に比べて好きな人生、自分の生きる道を送れていると思います。

だから若くいれて健康なんだと思います。今回はその「自分の道を生きる方法」についてお話していこうと思います。

スマホ依存から抜け出す

今の時代は「最適化の時代」です。

つい先日のGoogleの発表会では、一層進化したAI技術が主役でした。

今年の秋にお披露目される新しいOSでは、ユーザーのアプリや検索の使い方を分析して、スマートフォンでどんどん最適化した情報を教えてくれるようになるそうです。

一番驚いたのは予定表でレストランの名前を入れると、OSの方で勝手に電話をかけて予約してくれる機能が開発されているとのこと。ひぇーという感じです。

そこまでやってもらわなくて良いというのが正直な感想。最適化というのは一見、ライフスタイルを自由でラクにしてくれそうに思えます。

つまりその人に一番合った道を示してくれるのだから、選ぶ時間が省ける分、自由になりそうに思えます。しかし、実際の所はどうなのでしょうか。私はそう思いません。

例えば、ある子どもがイチローに憧れて野球を始めたいと思っているとします。そこにAIが現れてこの子は身体能力的に野球には向いていない。

ピアノを習わせた方がいいと判断したとします。つまり野球を始めて万年補欠で終わらせるよりももっと素質のあるピアノを習わせた方がずっと見込みがあると。

確かにAIの言うとおりなのかもしれません。

しかし問題となるのは、この例のようにAIが最適化した人生を歩み続けると人生の選択肢が最適化された選択肢の中に限定されてしまうということです。

簡単に言えば、突発的な思いつきの選択肢が排除されてしまうということ。あなたはパスタが好きだから美味しいパスタ屋さんの情報ばかり教えてあげよう。

ということは、半年に1回食べたくなるラーメン屋の情報が排除されてしまうということです。

つまらない人生のように思えます。AIが最適化した情報を与えてばかりだと、無意識に誘導されているということ。

これでは想定外のチャンスや思いつき、出会いから遠ざけているのです。些細なことかもしれませんが、何か間違っていると思いませんか?

レールからはみ出す

スマホが生活に浸透すればするほど私たちはレールに乗せられています。

これをしっかりと認識しないといけない。好きな音楽や食事などの志向データが収集され、いつのまにかスマホがお勧めしてくるようになる。

そのお勧めに乗せられていく内に自分の進む道が制限されていることを自覚するのです。

そして自分らしさとは、スマホで乗せられた最適化された人生の外にあるということを理解しないといけません。

「本当の自分の道」は最適化されたレールを踏み外した時にあるのです。つまり成功への道は最適化されたレールを踏み外すことで到達できるのです。

アインシュタインは誰もが知る天才ですが、子どものころは落ちこぼれだったそうです。集中力がなく、いつも空想している少年。それがアインシュタインでした。

そんな彼の人生を心配する先生をよそに、彼は超一流の学者の道を歩んでいき歴史に名を残す物理学者になりました。

彼がもし先生によって最適化され、物理学からかけ離れた道へ進まされていたら今の世界は存在していないのです。

アインシュタインの中で信じる道を進んだからこそ成功があり、それは本人にしか分からない感覚の問題なのです。

時には人の意見に耳を貸さないことは重要です。自分のことを一番知っているのは自分だということです。もちろん人の意見を聞くべき時もあります。

例えば医者の言うことには充分耳を傾けた方がいいに決まっています。最近、知り合いで初期ステージの子宮ガンが見つかった人がいました。

年齢は34才とまだ若いです。本人はまったく健康だと思っていたら、年一の健康診断で引っかかり精密検査をした結果子宮ガンが見つかったのです。

だから専門家やプロの意見に耳を傾けた方がいいです。しかし、自分自身の心の行き先はあなた自身が決めることです。つまり最終的にあなたがどの道を進むのかを決めるのは自分自身なのです。

これが大人社会の原理原則です。誰もあなたの面倒はみてくれません。だからこそ、人生の重要な岐路は自分自身で決断しないといけない。

自分の道は自分で決めないといけない。

自分の道を生きるのにスマホを頼ってはいけません。そもそもスマホごときに自分の何が分かるというのでしょうか。ここでいう「自分」とは心の深い部分です。

スマホが得意にするあなたの好きな食べ物やよく行く場所、趣味といった上っ面の部分ではないです。履歴書に書くような経歴や趣味、特技は、あなたの本質は表現してくれません。

成功への道は常識に反する

成功への道は決められたレールから外れた時に開けるものです。

例えば、木の上で生活していたサルの群れがいたとします。木の上に居続ける限り外敵から襲われる心配がない。だからサルたちは木の上で生活するようになったのです。

そんなサルの群れの中で一匹のサルが、ひときわ背の高い木のてっぺんに登ります。そこで生まれて初めて地平線に広がる海を目撃します。

それを見て以来、そのサルは海の事が頭から離れなくなります。寝ても覚めても視界一面に広がる広大な海がキラキラ光る景色が脳裏に出てくるのです。

しかし海に渡るには木を降りていかないといけない。生まれてこのかた1回も降りたことのない地上に行かないといけない。やがてそのサルは木を降りて、海に向かうことを決意します。

仲間のサルたちは全員恐れおののいて叫んでいます。そんな「反対」を無視してサルは木を降り、大地を踏みしめそして海の方へ歩いて行きます。

海へ向かう途中でこれまで目にしたことがなかった光景を目にしていきます。敵にも遭遇しますが、落ちていた木の枝や石を使って追い払っていきます。ついに海に辿りつき生活するようになります。

魚を捕ることを覚え、木の実よりも栄養豊かな食料を摂るようになっていきます。そうして脳が発達していき知能を得るようになります。

やがて、元にいた木に戻り仲間を海に呼び寄せます。

そして仲間たちと一緒に新しい集落を作ります。仲間たちはそのサルを崇めるようになり王になります。あくまでこれは想像の話ですが生き物はこうやって進化していったのではないでしょうか。

昔からの格言で「人の行く裏道に道あり花の山」というのがあります。皆が行く道を習って進んでいっても成功はない。その道から抜けだし、裏道に行った時に、手つかずの道なき道がある。

最初に来たあなたがそこで道を作っていく。やがて誰も見たことのない花の山に遭遇する。最初に道を作った人が絶対ルール。他の人を花の山に続く道に呼び寄せ、替わりにあなたが作ったルールに従ってもらう。

成功とは単純に言えばこのようにして達成されます。人が作った道を進むかぎり真の成功は得られません。誰も通ったことのない道に行き、そこで道を切り開くことで真の成功は得られるのです。

これ本当に重要なので忘れないでください。同時に、成功への道は成功したサルのように疑問を持つことから始まることを忘れないでください。

本音で生きること

ところで例の成功したサルは、木を降りて海に向かった時、どういった理由があったのでしょうか。

仲間ともっとラクな生活をしたい。成功して王様になりたい。と、いろいろと思いつくかもしれませんが、実際はたいした理由はなかったのではと想像します。

「ただ、そこに行ってみたかったから」

が唯一の理由だったのではないでしょうか。レールからはみ出す時に大した理由なぞ存在しないと思います。理由とはあくまで後付けの理屈です。

人に理解してもらうことが必要な時に理由を作る必要がでてくるのです。よく就職やバイトの面接で「志望動機は何ですか?」と聞いてきます。私からすればとてもバカバカしい質問だと思います。

「お金が欲しいからに
 決まってるからじゃねえか」

と思うのです。でも、それを言っちゃうと終わり。誰も雇ってくれません。

だから、大義面分のある公明正大な理由を作ることに脳のエネルギーを使います。とてもエネルギーの無駄使いだと思います。だから私はあまり理由というのは気にしません。

行動や雰囲気、面構えの方が、その人の本質を物語ってくれるものです。

背中に人の本質が出るというのは本当かもしれません。本音には正しい心があれば邪な心もあります。人というものはそういうものです。

仮に邪な心があったとしても、それが動機になって行動に移ったのなら否定してはいけないと思っています。でも、日本の世の中は全力で否定しにかかります。

不採用という暗黙のプレッシャーを与えます。そうして公明正大な理由を「ねつ造」させるようにします。だから今の人は気の毒です。

だって本音から遠ざかるような生き方を社会全体で強いられているのですから。断言しますが、あなたがこれから起業したいと思った時、真っ先に足を引っぱってくるのは身内の人です。

親や兄弟、奥さんといった人が確実に反対してきます。それが人生のチャレンジをする時の最初の関門と言っていいでしょう。

真の成功は、そういった身内の人の反対に逆らうことが第一ステージなのです。

これ絶対にそうなるので、覚えておいてください。身内の人が反対してきたら、「ああ、こういうことか」と冷静に受け止めてください。

怒られることを気にしていたら何も行動に移せません。

無礼講でいないと本当にやりたいことはできません。多くの成功者に共通するのは、人生を変えた一瞬とは他人から見て笑われるようなこと、怒られるようなことにチャレンジした時です。

つまり本音に従って行動した時です。
本音で行動した先に才能が開花するのです。

人からモテたいから、尊敬されたいから、王様になりたいからという邪な心が動機でも、それで行動できるのなら私は全然OKだと思っています。

むしろ、それが本物でしょう。

「成功=才能」ではない

才能が自分にはない。だから人生がうまく行かないと愚痴る人がたくさんいます。

こういった人に言いたいのは、才能があれば成功するのかというと、必ずしもそうではないということです。

成功するというのは、「才能」というまやかしから解放された時です。私が成功できたのは、これまでの蓄積された経験と知識を資源として有効活用し、地道に行動しつづけたからです。

ここには才能は一切ありません。

才能をそこまで気にする世の中になっているのは、それだけ「才能ビジネス」が勢いある証拠です。

「才能」という二文字がお金になるから、才能という言葉が世の中にあふれるのです。だから世の中は事あるごとに「天才」を創ろうとします。

イチローを「天才」に演出することで世の中のお金が大きく動くのです。教育法や自己啓発、スピリチャルなどを「天才」とリンクすれば大勢の人が目の色変えて押し寄せてくれるのです。

これが才能の実態です。才能なんて実際ありません。単なる幻想です。成功する人は地道な行動の積み重ねと、先ほど言った蓄積された経験と知識を生かしたから成功したのです。

誰でもできる単純な行動を毎日積み重ねて、誰もできないレベルまで継続した人が最後に成功を収め「天才」と呼ばれるようになるのです。ウサイン・ボルトが速いのも継続の賜だと思います。

メディアや人は、一瞬だけを切り取って神聖化するから、それが「才能」になるのです。

ボルトがそれまで受けてきた練習や教え、育ち、環境という資源を生かして、地道な練習を誰もできないくらい続けた。だからボルトはボルトなのです。

「天才」と言われれば笑っているだけでいいのです。それでお金になるのだから、ボルトさんは本当のことを言わない。そんなものだと思っています。

毎日積み重ねる

むしろ才能がないと思うのは、他人が作ったレールに乗って生きている証拠です。

他人の尺度で自分を測るから「才能」が気になるのです。これは屁理屈ではありません。

才能があるかないかはしょせん他人が決めること。自分が当たり前にやっていることで、
周りの人ができないことを他人が「才能」と呼び出す。

でも、本人はそれが才能という自覚は言われるまでないもの。だって当たり前のことなのですから。当たり前のことを毎日コツコツ積み重ねる。こうすれば自ずと成功になってくる。成功はあくまで結果にしかすぎない。

だから成功する人は成功にこだわらない。プロセス、行動にこだわるのです。

だから「才能」は幻想です。他人が勝手に決めていることなのです。他人の評価ほどアテにならないものはありません。これ重要。覚えておいてください。

世の中で偉くなっていくには他人の評価が大事ですが、同時に他人の評価ほどアテにならないものはないのです。他人の評価を気にする生き方は従って良くないです。浮き沈みするのが他人の評価です。

高評価を与えてもらったら、いずれ低評価される時も必ずやってきます。

これが評価の正体です。つねに揺れ動いて一定を保てないのが他人の評価です。

そのような不確実なものを生きる原動力としている人は、必然的に浮き沈みの激しい生き方を送ることになります。他人の評価は気にしてはいけません。

良い評価をされても、それはあくまで一過性のもの。そう思って毎日決めたことをコツコツ、淡々と実践していける人が本物になる。

周りにチヤホヤされて浮かれていたらすぐに足下すくわれるように、この世界はできているのです。生きることとは鍛錬。毎日が修行なのです。

本気で生きる

本当にカッコイイ人とは一生懸命に生きている人のこと。私はそう思っています。

ファッションとか髪型を決めて得られるカッコ良さなどは意味がない、不毛なのです。

周りから見たらいつ階段から転げ落ちるか分からないくらい何かに没頭している人が本当にカッコイイ人なのです。そういう本気な人が成功していくのです。

本気な人は没頭しすぎて例えばズボンのチャックが全開でも気づかないです。

奥さんの手にかかるような男の人にこういう人多いです。本気な人間はけっこう失礼な人が多いです。でも私は本気であるならまったく気にはなりません。怒る訳がありません。

本気な人に腹が立つ人は、適当に生きている自分自身を知ることになって、心中穏やかにいれなくなるから怒るのです。

それに怒られることを気にしていたら何もできません。

怒ってくる人がいたら、その8割はただ単に何か面白くないから怒っているにしがすぎないのです。もしかしたら、あなたに嫉妬や妬みを感じているから怒ってきているのかもしれません。

その可能性は私の経験上とても高いです。

ダサいことに
本気で取り組む

ダサい人ほど実はカッコイイ。

カッコつけている人ほど実はダサい。

そして成功するということはダサいことに本気で取り組むという不変の真理があるのです。

誰も手をつけていない分野に、本気で取り組めば成功の確率はぐんと上がります。スティーブ・ジョブズもこの法則を生かしました。

ジョブズが成功したのは当時ダサくて誰も手をつけなかったコンピューターに本気で取り組んだからです。当時、コンピューターはあくまで業務用で、一般家庭にとってはただのガラクタにしがすぎなかった。

コンピューターに秘める潜在能力を知り尽くしていたからこそ、ジョブズは本気でコンピューターを誰にでも使えるように改造することに本気で取り組んだ。それが実を結んで成功しいまの世界があるのです。

アメリカに行くと街中にダサい人があふれています。

東京基準で考えるとダサい服装の人が多いです。短パンTシャツに白靴下で歩いている人がゴロゴロいます。女性も化粧しない人多いです。

髪型は男の人は短髪ばかりで、髭は伸ばし放題な人がたくさんいます。

要はまったく気にしていないのです。そのかわり本気で生きている人ばかりです。思考が深く、目力がハンパない人ばかりです。

日本人は自分の外見に気を囚われている人が多いです。

実がスカスカなのを隠すために外見を取りつくろっているような人ばかりです。見ていて悲しくなってきます。外見にこだわるのは偉くなってからでいいのです。

成功したら、今度は外見をキチンとすることが必要となるステージが来ます。だから世の中の成功者と呼ばれる人たちは、みんなオシャレにしているのです。

オシャレにする必要がないのなら、社長さんたちは服装なんてこだわらないものです。でも、そういう訳にいかなくなるから服装をちゃんとしている。これだけの話なのです。

成功者たちはかつて異性が近寄ってくれないくらいダサかった人ばかりです。毎日同じ服を着て、寝癖をつけて、歯もちゃんと磨いてないような人。

そんなことに気が回らないくらい没頭している人本気な人が成功していくのです。

出世に伴って必要に迫られて、オシャレになっていくのです。この順番を知らない人が、最初から外見にこだわって高い服を買ってローンを組み借金まみれな人生を送るのです。

高級ブランドを持っている人に限って低収入な人が多いという事実を忘れないでください。

「愛してる」という奴ほど
本気じゃない

これ心当たりある人特に男性に多いのではないでしょうか。

キザな人間ほど「愛している」を連発します。「愛」が軽々しいのです。そもそも、そんなお手軽に扱えるものではありません。

女性はこのことをよく分かっています。女性にとって愛とは生きる原動力であり、世界の中心。残念ながら私たち男はそうではありません。

たぶん男は産みの苦しみを知らない身体だからだと思います。愛は重く、苦しいものです。これを理解することが男として生まれてきた使命ではないかと私は思っています。

産みの苦しみ、そして愛を理解するために、なおさら男は本気で生きないとダメです。何かに打ち込んで、ゼロから新しいものを生みだし、成功することを生き方で体得しないとダメなのです。

そして本気で打ち込むことこそ、自分の道を生きる方法なのです。とにかく本気で自分の決めたことを取り組んでください。

毎日毎日、そのことばかりを24時間365日考え、取り組みつづけるのです。

苦しいなんて当たり前です。だから文句や愚痴を言っても意味はないです。とにかくベストを毎日尽くして、頑張る。この行動力こそが自分の道なのです。

「頑張っている」という人間ほど実は頑張っていない人多いです。成功しない人は言葉が軽い人ばかりです。口数の多い人間ほど呼吸が浅いのです。思考が軽い人間は口が開いている人が多いです。

口が開いているということは、それだけ呼吸が浅い証拠でもあります。

腹式呼吸している人間は鼻で呼吸するので口が閉じています。すごく単純なことですがこんな所から成功する人、しない人の差が見えてくるものです。

とにかく本気で行く。これにつきます。

好きなことだけを
追求すればいい

「平さん、遊んでばかりですね」。

よくそう言われることがあります。余計なお世話だと思うこともたまにありますが、ほとんど気にならないです。

確かに、毎月のように海外旅行に行き、田舎の別荘に行ったりしています。だから端から見ると遊んでいるようには見えないことはないです。ぶっちゃけ言うと、確かに遊んでいます。白状します。

でも、ここで肝心なのは遊びながら最終的にはお金稼ぐことにつながるように意識していることなのです。遊びとお金稼ぎを一体化させている、ということです。

海外旅行に遊びに行きながら、同時にお金稼ぎへの伏線も張っているということ。経営者ゆえの特権といえばそうはなる。普通に働いていたら、趣味の海外旅行を毎月行くことなんて不可能です。

「平さんは経営者で社員を抱えお金もあるので、こういうことが実現できます。でも私たちには無理です」

と言いたくなることも分からないことはないです。でも、ここで一歩下がって冷静に考えてほしいのです。

本当に趣味とお金稼ぎを両立することは不可能なのだろうか、と。

実際はぜんぜん可能なのです。誰だって遊びとお金は両立できます。欠けているのは、遊びながらそれをどうお金稼ぎに繋げていくかというロードマップを描くこと。

これができているから私は好きなことを、人目も気にならずに追求できるのです。

「趣味を仕事にしないほうがいい」

と言う人がたくさんいます。

どうしたダメなのでしょうか。不思議でなりません。イヤなことをするのが仕事と言っている
人がいますが、私はよくそんなことを平気で言えるなと思ってしまいます。

誰が「仕事=イヤ」なことだと決めたのでしょうか。

そう考えるから、人生がつまらなくなるのです。好きなことを仕事にすればはるかに人生にとって良いことに決まっています。

好きなことでお金を稼げるようになれば、好きなことをやることに誰も文句言わなくなります。

例えば、アイドルオタクであることが世間的に肩身を狭くさせているのは、それをお金にして周りの人を幸せにしていないからです。

アイドルの追っかけをしながらお金も稼げるようになれば、誰も止めろなんて言いません。

それで身近な家族や恋人を幸せにしているのなら、文句なんて言えるわけがないのです。

他の例えだと、英語が好きで好きでたまらなくて1000時間勉強したら、ネイティブ並みに話せるようになった人がいたとします。その時点では、私からすれば「だから何?」です。

頑張ってコツコツ勉強してマスターした英語で、お金をガッツリ稼げるようにならないと中途半端だと思うのです。好きなことだからこそ、それでお金も稼げるようになることこそが、本当の幸せだと私は思っています。

好きなことを追求すれば、誰だっていつか必ず上級者になります。

そのノウハウを人のために役立てれば感謝され、お金をもらえるようになります。お金をもらえたら誰だって嬉しいもの。

もっとうまくなって、もっと人の役に立って、もっとお金を稼ごう。

こんなポジティブな連鎖が生まれたら、その人はリミットなしでどんどん成長することができるようになります。これが真の成功だと思います。

私の言っていることは間違っているでしょうか?

これを読んでいる人の中には、嫌いなことをやってお金を稼いでいる人がたくさんいると思います。

私は、そんな人によく「だったら仕事をやめて、好きなことで稼ぐことにフォーカスすればいいじゃないですか」と言うようにしています。

すると「そうするとローンが払えなくなる」とか「家族が養えなくなる」と言い出す人が決まっています。

だったら、今の仕事をつづけながら、余った時間でやればいいと思います。

それができないならただ単にその人は、そうやってできない理由を見つけて、挑戦しないことへの自己正当化をしているにしかすぎないと思います。

人生は好きなことをやり、それで世のため人のために役立て、お金を稼ぐためにあると私は思っています。誰だってイヤなことはすぐにでも止めることができます。

好きなことで人生を生きることは実はあなたが思っている以上にずっと簡単なのです。好きなことをやればいい。

そうすれば、あなた自身がもっているあなたの魅力が解放されます。自分の道を進めるようになるのです。

だから勇気をだして自分の好きなことを追求する道、自分の生きる道を進んで頂きたいと思っています。

日記をつけよう

自分の道を生きる方法の最後のアドバイスは、日記をつけることです。

日記をつけることは地味な作業ですが、その効果は絶大です。1回その効果を味わうと、日記をつけることが楽しくて楽しくてたまらなくなります。日記をつけるのは寝る前がお勧めです。

A4ノートに、その日の思ったことやヒラメキなど、つまらないことでもいいから取ってみてください。眠い時はたった数行でも構いません。とにかく日記を継続するのです。私は、この習慣をかれこれ18年間継続しています。

日記の効果は……もう絶大です。何故かというと、日記を通して、自分という人間を知ることができるからです。日記は自分が歩んできた道の記録です。

その記録を続けていて、ある程度たまったら読み返すと、うつろう時間の中で変わらない自分がいることを発見します。

この発見した変わらぬ自分こそが、ビジネスで最大の売りであり、武器となるものになるのです。言ってみれば億万長者になる原石が日記の中に現れてくるのです。

ギリシャの偉い哲学者が、

「人は同じ川の流れに2度足を踏み入れることはできない」

と言いました。

確かにその通りだと思います。

時間が流れれば、世界も移ろい変化していきます。自分も歳を取っていきます。それでも変わらないものは確かに存在するのです。

どれだけ周りが変化しても変わらない自分が存在するのです。18年間つけ続けている日記を通して、私はそれを発見するのです。

そしてその変わらぬ自分こそが、今まで辿ってきた自分の生きる道であり、これからも進んでいく自分の道になるのです。

自分の道を進むとは実はそれほど大変なことではないのです。ちなみにノートとペンは安物が良いです。高価なものだとどこかで大切に扱わなきゃと遠慮してしまいます。

どうせ誰も見ない日記なんですからリミットを思いっきり外して書いてほしいと思っています。とにかく自分に正直に生きてほしいと思います。

そして好きなことでお金を稼ぐことをとことん追求して頂いたいと思っています。イヤなことをするために私たちはこの世に生まれてきたのではありません。

好きなことをして、それで人を幸せにするために生まれてきたのです。自分に自信を持って自分の道を進んでほしいと思います。

そして、自分の道を進むことは、あなたが思っている以上にすごく簡単なことなのです。検討を祈っています。

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