お客様と話をしていたら、昔のオークションをやっていたころの話を聞かれました。
ということで昔、どのような話をしていたのか振り返ってみました。
■ビジネスにはお金がかかる。
現実のビジネスは何をやるにもお金がかかります。
サラリーマンなら良く分かると思いますが、自分自身は何もしなくても、他の人が自分やみんなのために動いてくれたお金や事務所代、冷暖房費、また自分の時給分のお金が発生します。
今までオークションでは、ラフに売れた金額から仕入れた金額を引いた残りが儲け(利益)というような感じで話を進めてきました。
でも、今月からはビジネスを意識して話を進めていきますので、もう少し細かく分けて考えてみましょう。
細分化のしかたは、考え方によっていろいろとあります。
ビジネスは、現実的な数字でとらえなければいけないので、一般的に細分化の基準は勘定科目や補助科目という簿記的な分類でとらえて、会計的に処理されて決算ということになります。
いずれは、そういった会計的な話もしたいと思いますが、今回は下のような枠組みで考えることにします。
これは私がオークションビジネスをやっていた時に教えていたことの一部です。
現在とは一部違う部分もありますが、基本は変わりません。
興味のある人は参考にしてみて下さい。
■前回、出品する予定の商品があれば準備をしておいて下さいと言いました。
または最近、落札された商品があれば、いくらで落札されたか、送料はいくらだったか、などの情報を使いたいとも言いました。
今回はこれらの情報や数字を使って最終的に、お小遣いとして使える利益を考えて見ましょう。
●これからすぐに出品する商品または落札されて入金を受け取った。という段階で書いていく内容です。
オークションノートを準備して、商品名と入金金額を始めに書きましょう。
出品予定の場合は、自分の気持ちの中の納得価格を入金金額にして下さい。
参考:■自分の気持ちの中の納得価格
細分化の内容は8分割という事にします。
1番目に、最終的に、お小遣いとして使える利益
2番目に、将来の仕入れなどに対して積み立てて残すお金
3番目に、トラブル対応などに備える積み立て分のお金
4番目に、文房具や事務用品などの共通費用の1品当りの分割分
5番目に、梱包費用と発送費用
6番目に、仕入金額・仕入配送費など仕入にかけたお金
7番目に、御礼のお土産や会食費などの接待交際費の1品当りの分割分
8番目に、ハガキ代、電話代などの不要品提供依頼の1品当りの分割分
というように考えることにします。
例を入れて書いていたら、長くてわかりにくくなってしまいましたので、今日はここで終わりにします。
知識だけでは身につかないので、演習を必ず入れていました。
□にチェックを入れてもらいながら書いてもらっていました。
■それではすぐにやってみましょう。
今すぐ、アクションリスト
□ 現実のビジネスは何をやるにもお金がかかります。
□ 他の人が自分やみんなのために動いてくれたお金。
□ 事務所代。
□ 冷暖房費。
□ 自分の時給分のお金。
□ 他にも考えてオークションノートにメモしましょう。
□ これからはビジネスを意識して、売れた金額から仕入れた金額を引いた残りが儲け(利益)という事でなく、少し細かく分けて考えてみます。
□ 細分化のしかたは、考え方によっていろいろとあります。
□ ビジネスは、現実的な数字でとらえなければいけない。
□ 一般的に細分化の基準は勘定科目や補助科目という簿記的な分類でとらえる。
□ 会計的に処理されて決算ということになります。
□ いずれは、そういった会計的な話もしますが、今回は下のような枠組みで考えます。
□ 出品する予定の商品、または最近、落札された商品があれば、いくらで落札されたか、送料はいくらだったか、などの情報を使います。
□ 今回はこれらの情報や数字を使って最終的に、お小遣いとして使える利益を考えて見ます。
□ ●これからすぐに出品する商品または落札されて入金を受け取った。という段階で書いていく内容です。
□ オークションノートを準備して、商品名と入金金額を始めに書く。
□ 出品予定の場合は、自分の気持ちの中の納得価格を入金金額にして下さい。
□ 細分化の内容は8分割で考えることにします。
□ 1番目に、最終的に、お小遣いとして使える利益。
□ 2番目に、将来の仕入れなどに対して積み立てて残すお金。
□ 3番目に、トラブル対応などに備える積み立て分のお金。
□ 4番目に、文房具や事務用品などの共通費用の1品当りの分割分。
□ 5番目に、梱包費用と発送費用。
□ 6番目に、仕入金額・仕入配送費など仕入にかけたお金。
□ 7番目に、御礼のお土産や会食費などの接待交際費の1品当りの分割分。
□ 8番目に、ハガキ代、電話代などの不要品提供依頼の1品当りの分割分。
オークションのリスクは在庫になってしまった部分をどうするのかということで、大規模になればなるほど、在庫の置き場所と在庫の金額が問題になってきます。
投資と同じで売り買いのタイミングと損切りが出来ない人はあまり向いていないように思います。