オンライン部活:ホ―ムページマーケティング研究会について

和佐さんから、ENERGEIA部長向け特別オンラインセミナーがありました。
その中で語られていた内容を、オンライン部活:ホ―ムページマーケティング研究会に当てはめた、私の考えを明確に出しておきたいと思います。

ホ―ムページマーケティング研究会に参画される方に参考にして頂きたいと考えています。

(青字部分は和佐さんからの話です。)

オンライン部活とは何か?

オンライン部活とは一言で言えば「オンライン上にある小さな村(コミュニティ)」

特定の意識が共有された集団で、「メルマガ」や「SNS」よりも強く「双方向性」が出やすいもの

「部員」も部活の運営メンバーになる

コミュニティ = 人生の土台たり得るもの(人間関係)

SNSを眺めていてもなかなか現実は豊かにならない。
でも、例えばオフ会に参加するようになれば人間関係が変わり、現実が豊かになる可能性が生まれる。

ホ―ムページマーケティング研究会でもオフ会は面白いと思うが、それぞれが離れた場所に住んでいて自由になる時間も違うようなので、しばらくはオンラインでの活動が主になります。

ホ―ムページマーケティング研究会は、目的志向型コミュニティです。

目的を達成するための集団です。

例えば、プログラミングスクール、英会話スクール、ビジネススクールなど「最初のきっかけ」が「目的」にある。

各々が目的を持っていて、コミュニティに参加することそのものが目的ではない(と、思っている)

オンラインでは「孤独」になりがち。

和佐さんはオンラインでは「孤独」になりがちと言っているが、個人的には、時には孤独でも構わないと思っています。
孤独で自分一人で作業しながら学ぶ部分もあるし、みんなと情報を共有しながら知識を定着したり、広めていくということも良いと考えています。
そのため、このホームページの中に、自分の自由になる時間で一人で読んで知識とする記事や回答を提出してみんなでシェアできるような課題も用意してあります。

そういう意味では、私が何かを教えるということが主目的ではなく、学ぶ場を提供するという考え方です。

ただし、単なる場ではなく、今までリアルなビジネスでやって来て良かったところ、悪かった所、公開できる範囲でできるだけ現在のお客様のリアルなデータなどを出していきたいと考えています。

まったく私個人の視点ですが、他の人が注目しなかったり、他にはない情報も網羅提供して、ホ―ムページマーケティング研究会という部活を運営していきたいと考えています。

規模を広げるな!

「結果的に」規模が大きくなるのはいいけど、規模を大きくしようと思ってオンライン部活をやると失敗する可能性が高い

なぜなら、規模を大きくしようとすればするほど抽象的で、普遍的なものになっていくから

それは究極的には「誰が言っても同じメッセージ(きれいごと)」になってしまう

多くても1000人ぐらいのイメージを持って欲しい

例えば、予約が取れないカウンター8席の料理店

もしもこの料理店が2号店、3号店を出したらどうなるか?

ほとんどの場合、味も希少価値も落ちて失敗する

「小さな規模で徹底的に集中するから」価値が維持される

たった8席でも「予約待ち」を換算すれば数万人、数十万人が行列を作っている状態(結果的に大規模)。この状態が重要

「小規模で徹底的に突き詰めたもの」が突然、大ヒットする

ヒットしたからといって、やり方を大きく変えては行けない

少なくともオンライン部活は多くて1000人、できれば100人ぐらいの規模感(自分が丁寧に見られる範囲)で考えた方がいい

人気が出てから「規模をもっと大きくするかどうか?」を考えればいい

和佐さんからは規模を広げるなということだが、ホ―ムページマーケティング研究会は実務的な事を学びたいという目的がある人を優先しようという考えがあるので、そもそもそういった目的で入部してくる人は少ないし、ホ―ムページマーケティング研究会のメリットをわかっている人もいないので、はじめは小規模スタートだと考えています。

コミュニティ作りと街づくりは似ている

例えば、最初から誰も住民がいないのに、大規模な都市計画を立てたって失敗する

なぜならその計画と実際の住人のニーズは微妙にズレるはずだから

コミュニティは「成長する生き物」と同じ

「その時に必要なこと」が、フェイズ毎で変わっていく

計画はほとんど意味がない

そのコミュニティがどんなスピードで、どう育つのかはやってみないとわからない

特に「初めての部活」の場合、大きな計画を具体的に考えたってほとんど意味がない

まずは「目の前のこと」に集中しましょう

「夢」はぼんやり持っていればいい

コミュニティがどんなスピードで、どう育つのかはやってみないとわからないというのは真実だと思います。
はじめは、中小企業デジタル化応援隊のホ―ムページ構築コンサルで稼げるようになろうという目標もあってホ―ムページ研究会という名前でスタートしました。
実際には中小企業デジタル化応援隊のコンサルタント条件が難しくなったり、ホームページの知識だけでは中小企業を成功させてあげられないということで、マーケティング要素も取り入れた部活に変えたという経緯もあります。
継続的に参加してくれているメンバーは確実にスキルアップしていますし、物の見方も広がってきたように思います。
行動してスキルが身に着かないということはないので、地道に定例会を積み重ねて、一人一人が少しずつでも前に進むということは継続してやっていきたいと考えています。

自分が身につけたことを話すことは、嘘ではないし説得力があります。
自分がやって身につけたものは、誰にも取られない財産です。
またホ―ムページマーケティング研究会の中で人に伝える方法を取得すれば、先生として教えてあげて、お金をもらうこともできます。
ホ―ムページマーケティング研究会では考えたり、手を動かしたり、アウトプットしたりというような実践的な面にも力を入れています。

部活の強みはやっぱり「最初から双方向性を設定できる」という点にある

例えば学校の部活で「見てるだけ」「聞いてるだけ」なんてありえない

「部活」という言葉には「自分もやる」というニュアンスが含まれている

だから「部員も部活の運営メンバーの一員」だと考えた方がいい

私の考えの中では、ホ―ムページマーケティング研究会では部員全員が運営メンバーという考えです。
学校での部活でもそうだと思いますが、その時々により、主役になったり、わき役になったりしながら、部活を運営していくという考え方です。
また実際にブログ記事を書いてもらったりして、リアルに運営を担ってもらっています。

  1. コンテンツ→コミュニケーション
  2. コミュニケーション→コンテンツ

「双方向」の循環はこの2パターンしかない
このどちらかをはっきりと最初に設定しておくことが重要
なんとなく始めると双方向の循環が作れずに空中分解する

例えば「共感がお金に変わる魔法の授業」の場合

まず最初に「見るべき授業(コンテンツ)」が設定されている

そしてその上で、コメントやライブ配信、リアルのイベントなどでコミュニケーションが生まれ、そのコミュニケーションからさらに次のコンテンツが生まれていく

この「循環」が止まらなければ、永遠にコンテンツが生まれ続ける

ホ―ムページマーケティング研究会では、コンテンツ→コミュニケーションの形で、部活専用のホームページに部員専用のコンテンツが準備されていて、自分のに興味のあるものを読んで、知識を身につけたり、感想をシェアしてもらうという形でも参加できるようにしています。

またあまり数は多くないですが、課題という形で実際に自分で課題を見て、考えて、結果をアウトプットしてもらうというものも用意されています。

初めて「ROM専」的な人が増えていく

ROM専の増加は結果的に規模が大きくなる重要な要因

ROM専だからと言って、コミットメントが低いわけじゃない

逆にものすごい高い場合もある

一番、口コミを広げてくれるのもROM専

成功の鍵を握っているのは「コミュニケーション」

この「コミュニケーション」をどうデザインするか?が、非常に重要になってくる

特に初期の頃はわかりやすいコミュニケーションの方法を設定し、積極的に促した方がいい

部活専用のホームページに記事や自分自身の活動を投稿してもらうことで、実際に情報を発信するということをリアルにできるようにしています。
また課題提出という形でみんなの目に見える形ではないですが、部活のライブラリーに情報が蓄積されていっています。
ということで部活がある限りどんどんコンテンツデータが増えていくということになります。

将来的には部員以外の人にも寄稿してもらいたいと考えています。
コラムやコーヒーブレークのような形で記事を集めて、コンテンツの幅を広げていきたいと考えています。
また寄稿してもらった人には、自分のお友達やフォロワーに口コミしてもらって、ホ―ムページマーケティング研究会の認知度を上げていきたいとも考えています。

部活の勝ちパターン

「コミュニケーションを途切れさせない」ということ

例えば、定期的なライブ配信や定期的なオフ会などは非常に有効

コミュニケーションを途切れさせず、絶えず部員のニーズを確認しなが ら、さらに部員の中から逸材を発見できたら、自分がすごい実績や知識を持っていなくても、集合知が育っていく

集合知=コミュニティの価値

これも先ほどの繰り返しになりますが、部活専用のホームページに投稿してもらって、さまざまな人の知を蓄積していくことでコミュニティーの価値が上がっていくと考えています。

短期的な目標(夢)でいいから、部員と共有することが重要

「何がしたいのか?」は伝えないと伝わらない

伝わらない=協力しようがない

部員も運営メンバーの一員として考えよう

ENERGEIAはあくまで「プラットフォーム」であって、それ以上のものではない

だから最初の同線やコンテンツを準備して、わかりやすく配置していくのは部長の仕事

初めて入ってきた人が迷子になったら、もうその部活はほとんど使われなくなってしまうし、部員からのリアクションがないと部長もやれることがなくなってしまう

ホ―ムページマーケティング研究会は実務的な事を学びたいという目的がある人が参画しています。「定例会への参画」・「任意の課題提出」・「個別学習と質問」という3本立てで継続して活動できています。

部長も部員もそれぞれやることがあるので、参加するタイミングや内容はバラバラだったりしますが、単なる参加者ではなく、全員がホ―ムページマーケティング研究会を広報したり、コンテンツを作る運営メンバーだという考え方をしています。

コミュニケーションのルーティーン化

特に最初の段階では「不定期更新」が一番危ない

自分がサボる危険性と部員が定着しない危険性がある

だからYouTuberと同じように「更新頻度」や「更新方法」や「スケジュール」を設定して、それを共有し、ルーティーンを作る

例えばMTG部なら、毎週◯曜日はオンライン対戦会をやる、など

=無軌道にやると無限にタスクが増えていく

「やりたいこと」「やれること」を整理して「実際にやること」を厳選して、ルーティーン化していかないと、なんでも詰め込みすぎて自分がパンクすることになってしまう

自分にできる範囲で「続けること」が何より重要

せっかく始めたのに途中で放棄したらもったいない

=無軌道にやると無限にタスクが増えていく

「やりたいこと」「やれること」を整理して「実際にやること」を厳選して、ルーティーン化していかないと、なんでも詰め込みすぎて自分がパンクすることになってしまう

自分にできる範囲で「続けること」が何より重要

せっかく始めたのに途中で放棄したらもったいない。

ホ―ムページマーケティング研究会では定例会の開催に力を入れていて、毎週火曜日20時から21時の定例会も50回以上の継続して開催できています。

また、個別の質問も必要に応じて来ていて、それに答えるという活動をしているので、もうなくなってしまうということは無いレベルまで来ています。

Zoonの接続情報はイベント欄で公開しているので、正式部員でなくても、お試しで参加できます。

レギュラーメンバーの人には、人数の把握とトラブル等で参加できなかった時のためのフォローのために、定例会の参加登録をしてもらうようにお願いしています。

1カ月の会費は2,980円です。(月単位・日割り・納入後の返金無しです。)

自分一人で参加するのも良いですが、友達と一緒に参加するのも良いと思っています。

将来的に参加者が増えたら、分科会を作って、より広い範囲での活動をしていきたいと考えています。

これからの時代は、ITやインターネットの知識が得をすることはあっても、損をすることは無いので、勉強しながら、自分の活躍できる部分で一緒に部活を作り上げてくれる人の参画をお待ちしています。

この文章を作るために協力してくれた部員の方に感謝いたします。

2022年7月吉日
ホ―ムページマーケティング研究会
部長 ほそのひでかず

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