セミナースピーカーのヒント
私個人がセミナー講師の勉強をした時に教えてもらったことと、体験したことをまとめてみました。
セミナーにはあらかじめ準備された内容を淡々と説明していくものと、概要は決まっているけれど、その時によって臨機応変に対応していくものがあります。
講師も決められたものを説明していくタイプと臨機応変に話を進めていくタイプがあります。
ボディーランゲージを使っていたか?
リアルな会場でのセミナーの場合、身振り手振りは大切です。
ボディーランゲージを活用しましょう。
Zoomセミナーでも身振り手振りを入れることによって、関心を引き付けることが出来ます。
画面の方に向かって表示された内容を読み上げるような形でセミナーが行われている場合があります。参加者の方を見て、反応を確かめながらセミナーを行うようにしましょう。
声のトーン・メリハリは良かったか?
録音して聞き返してみましょう。
声のトーンを変える事によって惹き付けることをできます。
またメリハリをつけることも大切です。
急に小声にしたりすると、顔を上げて再度、聴く態勢に引き戻すことが出来ます。
言葉は伝わりやすかったか?
会場に来ている客層に合わせた表現を使いましょう。
時々、専門用語などを繰り返し入れることにより、より印象付けることもできます。
導入部のインパク卜性はあったか?
つかみは大切です。
よく練りましょう。
自然に話が出来ていたか?
違和感があるとそちらに気を取られて、集中力が途切れてしまいます。
聴き手分析項目・情報収集結果・説得方法
本当にベテランのスピーカーはビジュアルが無くても話が出来る。
聴き手の数
少人数の場合
-聴き手を細かく分析
-具体的なテーマ選び
-内容を絞込み、深堀りする
-ビジュアルを多用
-ビジュアルに凝りすぎない方法
多人数の場合
-一般的なテーマ選び
-広く浅い内容
-インパクトのある話題を提供
-疑った演出が必要
聴き手の性別
男性の場合
-論理的な話題の展開
-ビジュアルを多用しない
-データを多用
女性の場合
-多くの事例、具体例を盛り込む
-感性に訴える
聴き手の年齢
高い
-現実的な提案
-論理的な内容
-フォーマルで礼儀正しい対応
低い
-革新的な提案
-挑戦的な内容
-カジュアルでリラックスした雰囲気作り
聴き手の社会的地位
高い
-専門用語を駆使する
-前提を省略する
-より斬新な内容を提案する
低い
-専門用語を避ける
-前提を共有する
-詳細に解説する
聴き手の態度
好意的
-馴れ馴れしくない
-より期待に応える内容
非好意的
-論理的で偏りがない肉容
-プレゼンテーションの目標を限定する
聴き手の知識
高い
-専門用語を駆使する
-前提を省略する
-より斬新な内容を提案する
低い
-専門用語を避ける
-前提を共有する
-詳細に解説する
聴き手のニーズ
聴き手の課題
-課題解決策を組み立てる
キーパーソン
組織の権力構造
-キーパーソンに重点をおく (他を無視してはいけない)
-思わぬ伏兵に注意する