シバター、不審者がヒカキンに接触した事件に言及「警備体制の根本からの見直しを」
2022年8月16日 17:30
8月15日、「シバター」(登録者数123万人)が「ヒカキンが不審者に襲われた件」と題する動画を公開しました。
イベントで不審者がヒカキンに接触
8月14日開催の「オールスター大運動会」で、「ヒカキン」(同1080万人)が不審者に接触されマイクを奪われるという事態が発生。幸いヒカキンは無事だったものの、ネット上では大きな衝撃が走りました。ヒカキン本人は8月15日の深夜の配信で無事を報告しつつも、「一生、目には焼き付いたなぁ」と大きなショックを受けたことを明かしています。
シバターは先月の安倍元首相の銃撃事件も踏まえ「ヒカキン、マジで危なかったな」と語ります。不審者は片手に傘、片手にビニール袋を持ってヒカキンに接触しました。シバターは、男がナイフや手製の銃など何を持っていても接触できたといい、「何があっても不思議じゃなかった」と指摘しています。
警備の現場は何かが起こると「警備が甘かった」とされ、何も起きなければ「大丈夫だった」となる世界であることから、こうした事件が起きた以上「やっぱり(警備が)甘かったんじゃないかな」と述べています。
シバターは、不審者が捕まえられるまでに相当の時間があったことを指摘。不審者を連れ出したスタッフが女性(に見える)ことや、不審者への対応が「優しかった」ことから、主催者や出演者など、現場にいた人たちの危機管理能力の低さを問題視しています。
「警備体制の根本からの見直しを」
その上で、先日の銃撃事件を踏まえ、現在はネットの情報だけで銃が製作できる恐ろしい世の中になっていると指摘。日本の警備体制も根本から見直し、銃社会のアメリカを参考にしなければまた同じような事件が起きてしまうと問題提起しました。
コメント欄は
やっぱりシバターはこういう正論言ってる時が一番魅力有るな
真面目にお話しされるこういう時のシバターさん好きです。
恐ろしいのは、日本では「ここまではやらんだろう」っていう甘いラインが警備する側にもあるって事。
アメリカでは良くも悪くも銃社会だから、警備員も銃ブッぱなされる前提のシフトを組んでる。
とシバターに賛同する意見が多く寄せられています。
ヒカキン「一生、目には焼き付いた」 不審者乱入時の状況を語る
2022年8月16日 01:28
14日開催の「オールスター大運動会」で不審者に接触された「ヒカキン」(登録者数1080万人)が、8月15日深夜にYouTube生配信を実施。無事を報告するとともに事件の詳細を語りました。
一生、目には焼き付いた
ヒカキンは
無事でしたので。何も擦り傷一つないので。グーッってやられたんですけど、大きい怪我とか、痛くなったとかはないので
と無事を報告しました。メンタル面も問題ないとのことで、その後もいつもどおり仕事ができているそう。ただし、
正直、忘れられることはできないかもなっていう。一生、目には焼き付いたなぁって感じはあるんですけど
としており、ショックは大きかったようです。誰も怪我人が出なかったのは「良かったな」と語っています。
今回のイベントは自身としては2年以上ぶりのオフラインイベントで、「任せられた仕事を楽しみつつも集中していた」というヒカキン。気づいたときには不審者はすぐ隣にいたそうです。「これマズイことが起きてしまってるかな」と脳裏をよぎったものの、男に「マイク貸してよ」と言われ、ヒカキンは一瞬固まってしまったのだとか。
男を演者かと思ったヒカキンが「演者の方ではありますよね・・・?」と確認したところ、男はもう一度マイクを貸すよう要求。ヒカキンが再度演者か確認すると、「貸さないならもういいよ」というニュアンスのことを言われて、マイクを奪われることになったようです。
ヒカキンによると、そのときヒカキンとともにMCを務めていた2人は、「めちゃくちゃ僕を助けようとしてくれていた」のだとか。配信画面上ではヒカキンと反対のほうを向いていた2人ですが、その方向にはスタッフがいたといい、MCの2人は危険を察知して小声でスタッフに伝えていたそうです。ヒカキンは、2人への感謝の言葉を述べ「(視聴者から)誤解を招いていないといいな」と語っています。
平和な日々が来ることを願っております
不審者が侵入できた理由については、UUUMから発表があったとおり「本当に特殊な侵入方法」で「まさかそんなはずは?ってところから入られてしまった」「すごい偶然とかが重なってるっていうことだと思います」と説明。警備体制は、同会場で他のイベントが開催されるとき同程度だったことから、他のイベントでも起こった可能性はあると話しました。
ヒカキンは、
何かあったらとんでもないことだったので、それを考えると僕もちょっと怖かったなと思うんですが。運が良かったのか、こうやって元気に何もなく仕事を続けられるっていうことを噛み締めて、今まで以上に頑張っていこうと思います
またいつかオフラインイベントでファンの皆さんと楽しめるイベントをできたらなと僕は思うので、平和な日々が来ることを願っております
と語っています。
コメント欄では
絶対、少しは恐怖心を持っていたはずなのに視聴者に心配をかけないように夜中に配信までしてくれるのは本当に流石だと思う。
本人が一番怖い思いをしてるのに、みんなを安心させるためにこうやって生配信という形で、今の気持ちを伝えてるの改めて本当に凄い方だなと思いました! 本当に無事でよかった…!
とヒカキンを称賛するコメントが多数寄せられています。
UUUMが報告 ヒカキン接触の不審者は「パスチェックゲート以外の箇所を突破」
2022年8月15日 18:40
8月14日に開催された「オールスター大運動会@代々木競技場」において、「ヒカキン」(登録者数1080万人)が不審者に接触された問題で、イベントを主催したUUUMが公式サイトを更新。事件の経緯と対策について報告しました。
(関連記事「ヒカキン、イベント中に不審者に接触されマイク奪われる」)
建物への侵入方法は「相当に特殊」
このイベントの運営にあたっては、UUUMは運営の委託先である株式会社ディスクガレージ、株式会社ポニーキャニオンと協議の上、大規模イベントと同様の警備体制を敷いていたとのこと。チケットを所有していなければ、会場に立ち入ることができない導線だったとしています。
しかし問題の不審者が侵入したのは
チケットを所持され建物内に入場済みのお客様を利用する形で行われ、その方法が相当に特殊であった
といい、UUUMは「重要な課題として喫緊の対策が必要と考えております」とコメントしています。
会場内では、来場者の立ち入り可能エリアと、関係者のみ立ち入り可能なエリアは、通行パスで明確に切り分けられていたそうですが、不審者は「パスチェックゲート以外の箇所を突破」し、ステージに到達したとのこと。これについては、ディスクガレージ社から「体制が十分でなかった」とのコメントがあったといい、同社は「想定外のケース」とした上で、再発の防止と謝罪を述べています。
UUUMは、今後開催するイベントは安全確保を最優先として、運営警備体制の強化・改善に取り組むとコメントしています。
本日開催のイベントで発生した事件について
2022年08月14日UUUM
本日、代々木競技場第一体育館にて開催した「オールスター大運動会@代々木競技場」第二部の上演中に、ステージに不審者が侵入し、当社専属クリエイターHIKAKINに接触しました。
HIKAKINをはじめとした出演者の皆さま、ならびに、ご来場の皆さま、配信をご視聴の皆さまにご不安ご心配をおかけしたことにつきまして深くお詫び申し上げます。
当該事件発生直後、侵入者を複数スタッフにて取り押さえ、所轄の代々木署の警察官の方々へ引き渡しました。現在も警察官により身柄を取り押さえられておりますので、ご安心ください。
今後は、警察の捜査にお任せすることになりますが、内容についてご報告可能となりましたら、改めてお知らせいたします。
なお、本件によりHIKAKIN、出演者、スタッフなどにもいまのところ怪我などは発生していない状況です。
ご不安に感じられた皆さまに向け、できるだけ早くご報告させていただきたく考え、現時点でご報告できることが以上となりますが、ご理解いただけますと幸いです。
HIKAKINさん、イベント中に不審者に絡まれマイク奪われる 視聴者から「ガチの放送事故」「無事でよかった」の声
こわ……。
[ねとらぼ]
UUUMが主催するオフラインのゲームイベント「オールスター大運動会」の開催中、傘をさした男性が壇上に乱入し、司会席にいた人気YouTuber・HIKAKINさんに抱きつき、マイクを奪いとる一幕がありました。

同イベントは8月14日、東京都 国立代々木競技場 第一体育館で開催されたもの。人気ストリーマーが一堂に会する有料イベントで、観客席は全席指定。イベントの様子はYouTubeでライブ配信されていました。
問題の事案は18時に開始したイベント第2部で起こったもの。日傘をさした男性が突然壇上に現れると、ビニール袋のようなものをぶら下げた腕でHIKAKINさんの肩に手を回し、身体を密着させながら胸元のピンマイクを奪取。大きな声で「皆さん、はじめまして! 僕――」と会場に向かって喋り始めたところでスタッフにステージ外へ連れ出されました。
HIKAKINさんや周囲の登壇者は終始驚き、困惑した表情。大きなけがなどはなかったようで、イベントはその後も継続されました。

Twitter上では「ガチの放送事故やば…」「下手したら死んでた」「HIKAKINさん無事でよかったよ」とHIKAKINさんの無事に安堵する声が相次いだほか、「運営しっかりして」「警備ガバガバやろ………マジで見てて怖かった……」と、警備体制への厳しい意見も多く見られました。
UUUMは同事案について、「HIKAKINをはじめとした出演者の皆さま、ならびにご来場の皆さま、配信をご視聴の皆さまにご不安ご心配をおかけしたことにつきまして深くお詫び申し上げます」と謝罪。男性はスタッフにより取り押さえられ、所轄の警視庁代々木署の警察官に引き渡しが完了していると説明。HIKAKINさんやスタッフにいまのところ怪我はなかったと伝えています。
HIKAKIN「無事でした」

UUUMの謝罪

Twitterの反応





KUN、UUUM主催イベントのずさんな運営体制を暴露「金輪際出ることは厳しくなる」
2022年8月12日 16:17
8月12日、ゲーム実況者の「KUN」(登録者数145万人)は「ストリーマーフェスの運営UUUMガバガバすぎてヤバい 当日来る人が注意すべきこと – マインクラフト【KUN】」と題する動画を公開しました。
KUN「運営がくっそガバガバ」
8月13日に開催予定の「ストリーマーフェス produced by Crazy Raccoon & SHAKA」は、UUUMとeスポーツチームCrazy Raccoonを運営するSamurai工房が主催するイベントです。
人気ストリーマーが、それぞれ準備するブースを楽しめるイベント。 ステージではサイン付き商品やイラスト原画がもらえる大抽選会や、いつも観ているストリーマーの生の掛け合いが楽しめる初のイベント。(参考:UUUM)
このイベントに参加予定だったKUNは、8月11日の夜にツイッターを更新。「運営がくっそガバガバ」で、開催の3日前にもかかわらず詳細が決まっていないことを暴露しました。
イベントの詳細が開催2日前に決定?
12日、KUNはYouTubeで動画を公開。この件について説明します。
KUNは、来場者に事前にイベントの案内をするつもりだったそうですが、イベント内容が確定したのが8月11日の夜9時半頃らしく、今まで案内ができなかったのだとか。KUNへの報酬も直前まで決まっていなかったといい、チェキでの撮影会をおこなうつもりだったものの、スタッフの人件費などで赤字になるためやむを得ず来場者のカメラで写真を撮るだけになってしまったそうです。
KUNは、当日の注意点として、システムが不明なため具体的なことは言えないとしつつ、グッズを買うときは「よく注意して」買うよう呼びかけました。KUNによると、自分が行きたいブースについても会場に行く前にあらかじめ決めておいたほうがいいとのこと。安易にいろいろなブースに入ると、自分の入りたいブースに入れなくなる可能性があるようです。KUNは、当日配られる資料をよく読むよう何度も視聴者に伝えました。
このイベントは「ストリーマーにも態度がおかしいし、来る人にもおかしい」と話すKUNは、今後UUUMが主催するイベントには「金輪際出ることは厳しくなる」とUUUM側に伝えたのだとか。今回も「正直出たくない」そうですが、金銭面のことが決まったのが数日前のため、今さら断ることもできず「しょうがないから行く」と語っています。
ツイッター上では「運営に不安しかないんだが…」「たまたかもだけど、こういうネット絡みのイベントってガバガバな事例多くね?」とイベント自体への不安の声が多く寄せられています。

台風の接近で中止が決定
12日15時過ぎ、イベントの公式ツイッターからストリーマーフェスの中止が発表されました。中止は「台風8号の影響により公共交通機関の乱れや雨風による事故が見込まれるためご来場頂くお客様の安全を最優先に考慮」した結果で、チケットの払い戻しなどは後日発表するとのこと。14日に開催予定の「オールスター大運動会」は開催予定だとしています。
この発表に対しては、「今兵庫から東京まで来ました。せめて昨日発表してくれれば…!!」「さっき北海道からきました、どうしよう?」という戸惑いの声が。直前の発表となったためか、
ホテル代やら夜行バス代やらどうしてくれるのでしょうか。当日でキャンセルしてもキャンセル代で全額払わなければなりません。チケット代でまかなえる金額じゃないです。ふざけないでください。
といった怒りの声が寄せられています。
KUNは「運営やばいストリーマーフェスに参加しようとしてごめんなさい。中止はさっきの14時37分に運営から言われました。」とツイートしています。

UUUMから登録者500万人のYouTuberらが退所か
2022年8月11日 18:19
8月2日までに大手YouTuber事務所・UUUMのウェブサイトから、新たに3組のYouTuberが削除されていたことがわかりました。
新たに「はねまりチャンネル」「たくっち」「ぴゃんみつ」が削除
今回UUUMのウェブサイト上から削除されたのは「はねまりチャンネル」(登録者数496万人)と「たくっち」(同118万人)、「ぴゃんみつ」(同13万人)。
はねまりチャンネルは姉の「はねちゃん」、妹の「まりちゃん」、「はねまりパパ」の3人によるキッズ系チャンネル。総再生回数は約31億回で、日本有数のキッズ系チャンネルです。
たくっちはゆっくり実況者として最多の登録者数を誇るチャンネルで、“バカゲー”や『マリオメーカー』、『マインクラフト』などの実況動画を投稿しています。総再生回数は約26億回となっています。
3組ともクリエイターのグッズ販売サイト「MUUU」にて、グッズは現在も販売されていますが、UUUMのクリエイター紹介ページからは8月2日時点で削除されていました。
ぴゃんみつはツイッターを通じて「所属していた事務所のマネジメント契約(専属契約)をやめることになった」と報告していますが、現時点で、はねまりチャンネル、たくっちは退所について言及していません。
昨年末以降、80組以上退所
UUUMは昨年秋、事業戦略の転換し、今後は「インフルエンサー・ギャラクシー事業」を展開すると発表。12月には、マネジメント対象のクリエイターを「ビジネスを共創できるポテンシャルが高いクリエイター」と“再定義”するとともに、2022年春を目処に専属契約している約300組のクリエイターのうち約半数を「ネットワーク契約」に切り換える方針であることを発表していました。
その後、「くまみき」(同62万人)や「勝亦博物館」(同35万人)などが退所を報告。自ら退所を報告したYouTuberは数組にとどまっていますが、実際には多数のYouTuberが退所しているもようで、昨年末以降、UUUMのウェブサイトからは80組以上のクリエイターが削除されています。
UUUMが決算発表 1再生あたりの広告収入は0.281円
2022年7月15日 18:18
7月14日、UUUMが2022年5月期 通期決算を発表しました。
UUUMは「ヒカキン」(登録者数1080万人)や「はじめしゃちょー」(同1020万人)を擁するYouTuber事務所の最大手で、東証グロース市場に上場しています。決算資料には、所属YouTuberの広告収入や再生回数が記載されていますので、これをもとに1再生あたりの広告単価やチャンネルの広告収入を計算します。目次
1再生あたりの広告収入は0.281円
2022年5月期の売上高は235億円(前年比3.7%減)、営業利益は9.7億円(同19.1%増)、経常利益は10億円(同17.2%増)で、第4四半期にはグーグル・アドセンス以外の売上が初めてアドセンスを上回りました。
第4四半期(3~5月)の3カ月間のYouTubeの広告収入(グーグル・アドセンス)は33億4600万円、動画の再生回数は118億9200万回でした。
1再生あたりの広告収入は約0.281円で、前四半期(約0.293円)から4%減少。過去最高だった前年同期(約0.341円)からは17.6%のダウンです。
なお、2022年5月期から収益認識に関する新会計基準が適用されており、アドセンスの売上が総額計上から純額計上に変わっていますが、ここで挙げている数値は、新基準適用前のものです。

1チャンネルの平均広告収入は月8万716円
期末のチャンネル数は1万3818。前四半期の1万3525から約300チャンネル増加しました。
広告収入と動画再生数をもとに計算すると、1チャンネルあたりの平均月間再生数は28万6872回となります。平均広告収入は月8万716円で、これは過去最低の金額です。
10万円足らずというアルバイト程度の金額になっているのは、専属クリエイターではない「UUUMネットワーク」のチャンネルが大半を占めるためだと考えられます。
「フィッシャーズ」(登録者数746万人)の場合、2022年5月の再生数はメインチャンネルが約1億6466億万回、サブチャンネルが約1151万回でしたので、上記の1再生0.281円を当てはめると4950万円となります。「東海オンエア」(同746万人)は、メインが約1億6275万回、サブが約1767万回で5070万円。ヒカキンは「HikakinTV」(同1080万人)が9712万回、「HikakinGames」(同561万人)が5362万回など、運営する4チャンネルの合計が約1億5147万回で、収入の合計は4256万円。「はじめしゃちょー」(同1020万人)はメインが約6019万回、サブが約338万回で1786万円となりました。(グループチャンネルの「はじめしゃちょーの畑」を除く)
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